~AIによる高精度な価格予測を直感的な操作で発電・小売事業者の意思決定を迅速化~
■概要
株式会社Sassor(本社:東京都渋谷区、代表取締役:石橋 秀一、以下「Sassor」)は、提供中の「JEPX価格予測API」において、新たに予測結果をブラウザ上で確認できる可視化画面(GUI)および、データを容易に取得できるCSVダウンロード機能を追加したことをお知らせいたします。
本アップデートにより、開発工数をかけずに予測データを業務に活用することが可能となり、発電事業者や小売電気事業者の収益最大化および調達コストの最適化を強力に支援します。
■リリースの背景
世界的な脱炭素化の流れを受け、再生可能エネルギーの導入が加速する一方、日中の供給過多により、卸電力市場(JEPX)ではスポット価格が0.01円/kWhとなる時間帯が常態化しています。
こうした市場環境の変化を受け、太陽光発電設備等に蓄電池を併設し、0.01円等の安価な時間帯に蓄電して高値の時間帯に放電する「供給シフト」により収益を最大化させるモデルや、市場価格に連動した「電力調達コストの最適化」、さらには価格差を活用した「アービトラージ」など、蓄電池をマルチに活用したエネルギーマネジメントが不可欠となっています。
このような市場の高度化に対応するため、Sassorは2024年3月より、AIによる「JEPX価格予測API」を提供してまいりました。従来はAPI連携によるシステム間通信を主としていましたが、お客様より「まずは画面上で予測推移を把握したい」「分析のためにデータを手軽にダウンロードしたい」という要望を多くいただいたことから、今回の機能拡張に至りました。

■「JEPX価格予測API」新機能の特長
直感的な可視化画面(GUI)の実装
これまでAPI経由で取得していた予測データを、グラフや表形式で視覚的に表示。専門的な開発スキルがなくても、翌日の価格予測推移を一目で把握でき、日々の運用判断に即座に活用いただけます。
CSVダウンロード機能の追加
画面上で確認した予測データを、ワンクリックでCSV形式で保存可能です。自社の需給管理システムやシミュレーションツール、Excel等へのインポートが容易になり、分析業務の効率が飛躍的に向上します。
全エリア対応の高精度なAI予測モデル
JEPXスポット市場の全エリアを対象に、過去の市場データ、気象予報、電力需給実績などをAIが複合的に分析。30分単位での予測を提供し、発電計画の作成や電力調達計画の見直しを高度化します。
蓄電池運用の最適化を支援
価格予測に基づき、蓄電池の充放電タイミングを最適化することで、投資回収期間の短縮やIRR(内部収益率)の向上を支援します。
■今後の展望
Sassorは今後、2025年度中に本予測データを活用した「蓄電池の自動制御シミュレーション機能」や、さらなる予測精度の向上に向けたアルゴリズムのアップデートを予定しています。「ENES」プラットフォームを通じて、DER(分散型エネルギーリソース)の価値を最大化し、再生可能エネルギーが主力電源となる持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
■株式会社Sassorについて
Sassorは、AIによるエネルギーリソースの最適制御技術を核に、アグリゲーションプラットフォーム「ENES」の開発・提供を行っています。「ENES」は、蓄電池等の分散型エネルギーリソース(DER)を最適に制御することで、卸電力市場や需給調整市場における収益創出から、需要家様の電気料金削減(ピークカット)さらには事業継続計画(BCP)まで、多様な価値を創出します。また、電力情報サイト「グリッド研究所」を通じて、電力系統情報などのデータ提供も行っています。今後も、蓄電池を活用した収益性向上や再生可能エネルギーの普及を支援する技術提供を通じ、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
【Sassor会社概要】
会社名: 株式会社Sassor (サッソー)
代表取締役: 石橋 秀一(いしばし しゅういち)
設 立: 2010年9月30日
所在地: 東京都渋谷区桜丘町 4-17
事業内容: AIを活用した電力アグリゲーションサービスの開発・提供
【本件に関するお問い合わせ】
株式会社Sassor (サッソー)
担当:矢嶋
お問合せ先(E-mail):sales@sassor.com
■PDFファイル
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